どうも、冬花です。
これいいな、と思う服を見つけ、よく吟味して買ったにもかかわらず、なんだか似合ってない気がしてきた。。
こういうこと、初心者のあなたなら身に覚えのひとつやふたつあるんじゃないでしょうか?
僕はちょっとワイルドな男というか、同じ服を着倒すヒッピーのような生き方というか、そういうものへの憧れがあることもあって「くすんだグリーン」のTシャツを好んで買っていた時期があったんですね。
でも僕の顔は彫りが深いうえ、コチュジャンを沼の水で薄めたような顔色をしているので、そんな僕がくすんだグリーンのTシャツを着て満面の笑みを浮かべている写真を後々見返したところ、そこに映っていたのは完全に東南アジア系の川沿いの住人でした。
そのTシャツ、お店で単体で見たときはメチャクチャかっこよかったんですけどね…なんでこんなことになってしまうのか。。
というわけで、僕はその道のプロでも何でもありませんが、素人なりの経験則でわかってきた「色の問題」について書いてみたいと思います。
パーソナルカラー
人それぞれ、似合う色ってのがあります。
それをパーソナルカラーと呼ぶそうです。
で、自分に似合う色は?ということで「パーソナルラー診断」というものが浮上してくるわけですが(ネットで調べると山のように出てきます)、色見本やイラストを相手取って「自分の肌は〇〇色だ」と理屈で紐づけようとしても、いまひとつピンとこなかったりするんですね。
そこでオススメな方法は、前述の僕の行い。そう、自分の写真をいろいろ見てみることが一番いいと思います。
さらに言うと、できるだけいろんなシーンのものを見ると良いと思います。何を着ているかだけではなく、室内か屋外か、日中か夜間か、晴れの日か雨の日か、季節は…などですね。
こうして自分自身を振り返って見ていくと、だんだんと自分に似合う色、似合わない色というのが分かってきますので、この論より証拠のパーソナルカラー診断、超オススメです。
TPO
個人的に似合う色・似合わない色がわかったら、あとはどう組み合わせていくか、の実践開始です。
先述の写真確認のとおり、”あらゆるシーン”を想定してみましょう。
まず、その季節にマッチした色か、が重要だと思います。真夏なのに、自分に似合うからといって全身暗い色で統一されてたりしたら、なんだか暑苦しいですよね。
最近は春と秋が短くなり、夏と冬がかなり幅をきかせている日本ではありますが、とはいえやはり、日本には四季があります。それぞれのシーズンに似合う色味のファッションを楽しみましょう。
あとは季節だけじゃありません。天気もそうですし、主に過ごす時間帯や、主に過ごす場所が屋外か屋内かって問題もありますよね。
「冬は暗い色になりがちだ」と言って、あえて派手にするとか強い色を差してみるとか、そういった発想や楽しみ方はこだわりのある人や上級者さんが上手ですが、「興味はあるけど初心者だ」という方は、季節や天候、主な時間や場所などを意識して、浮かないように心がけると調和がとれて良いと思います。
TPOを意識した色遣いをしたいものですね。
配色
最後に配色。
コーデは全身で考えなきゃいけませんよね。
まず配色でよく言われるのが、
・ベースカラー
・アソートカラー
・アクセントカラー
の3つ程度に抑えなさいって考え方。
ベースは、いちばん面積が広く、全体を見たときに最も印象が強くなる色。アソートはベースの引き立て役、アクセントは華ってとこでしょうか。
スーツのダーク色、白いワイシャツ、ネクタイによる差し色、なんてのが分かりやすい例ですよね。
全身コーデで考えると、あまり色数が多いとゴチャゴチャしてしまいます。なのでファッションに疎い初心者さんは、この3色コーデを意識するといいのではないでしょうか。
※減らせばいいというものでもなく、ワントーンコーデなんかむしろ難易度あがったりするので注意。
あと配色で大切なのが、となりあう色との関係性ですね。
<トーンオントーン>
同じ系統の色味で、明度差をとる感じ。(例:ライトグレー/ダークグレーとか)
<トーンイントーン>
多色だけどトーンを統一して明度差をなくす感じ。(例:水色/ピンクとか)
ほかにもいろんな配色技法があるので、調べてみると楽しいですよ。
あとはトップス(上半身)とボトムス(下半身)って大きく分けて考えたとき、明るめの色と暗めの色を上下どちらにもっていくかで、印象がガラっと変わります。
ボトムスに、トップスに比べて暗めの色をもってくると、全体の印象がしっかり地に足がついた感じがしますし、逆に明るめの色をもってくると、軽快で若々しい印象を与えると思います。
色の与える印象って面白いですね。
繰り返しになりますが、
1.似合う色を見つける
2.季節や天気、主に過ごす時間帯や場所などを意識する
3.全身で考えたときに色数を抑え、隣りあう色がチグハグにならないよう配色する
このあたりを意識してコーデすると、初心者でも無難に仕上がるかと思います
ファッションて難しい。でもだから面白い。
レッツファッショナブルライフ!(ダセエ)
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