どうも、冬花です。
賃貸のお部屋探しにおける注意点のお話です。
ジャッキーチェンの酔拳に出てきた蘇化子のような「空がワシの屋根、大地が寝床じゃ」という人はこの記事を読んで頂かなくて結構です。
さて部屋探しですが、大手の賃貸情報サイトを頼って、ネット上のぱっと見で「何とかなるだろう」と安心していませんか?
住む部屋に何を求めるかは人それぞれだと思います。
日々寝食する生活の拠点なのだから、ゆっくり落ちつける快適な環境が良いと考える人もいるでしょうし、あるいは家には寝に帰るだけだから何だっていいやと言うタフガイもいることでしょう。
が、いずれにせよ、 快適な暮らしを手に入れるためにも、面倒ではありますが、部屋をとりまく周囲の環境の確認と、できる範囲での下調べも行うようにしましょう。
部屋探しの注意点① 町の表情は変わる
まずは時間帯です。
不動産屋さんに連れられて日中帯に見学に来たときは気付かなかったけれど、夜になったら街灯がなくて真っ暗なことに気付いた、とか。
人通りが少なくて閑静なところだなと好感を抱いてたけど、夜は人がいないことが逆に怖く感じた、とか。
そんなことって大いにあり得ると思います。
ですのでなかなか難しいとは思いますが、日中と夜と、二回に分けてその周辺地域を見ておいた方が良いと思います。
できれば晴れた日中、雨の夜、といった具合に、天気により町がどう表情を変えるのか見てみたいところです。
もっと言ってしまえば、平日と休日とではどうか、夏と冬とでは、なんて点も確認できればベストだと思いますが、分譲住宅を購入するならまだしも「賃貸」の場合だとそこまで時間や労力をかけられないと思うので、ですので、せめて朝と夜。
この時間帯による変化だけでもおさえておくことをオススメします。
部屋探しの注意点② 五感をフル活用しよう
町や建物の外観、そして部屋の内観、そこから見える景色。そんな風についつい視覚から得られる情報に傾倒しがちだと思いますが、それ以外の感覚による確認もとても大切です。
とはいえさすがに地面を撫でまわすとかジョジョの花京院みたいにレロレロレロレロとかしてたらちょっとアレな人なので、五感をフルというのは大げさですが、視覚だけで決めるのは危険だよ、と言いたいわけです。
つまりどういうことか。残るはそう、聴覚と嗅覚ですね。
音とニオイというのは暮らしにおいてとても大切です。
鉄道や大通りのすぐそばはイヤだなあ、くらいは誰しも事前に考えることだとは思いますが、ほかにもたとえば、コンビニ。
近くにあるラッキー! で終わらせるのではなく、駐車場がやたら広かったら夜中にヤンキーがたむろして大騒ぎするかもしれないな、とか。
またたとえば気にも留めなかった近所の飲み屋、もしかしたら酔っ払いが道端でよく騒ぐかも、とか。
あるいは近隣で長期に渡る大規模工事をしていたとしたら……?
日中帯に眠るような仕事をしてる人なんかだと致命傷ですよね。
ですのでこういったあたりの「音」について、注意を払った方が賢明です。
つぎにニオイ。
これも忘れがちだけど大切なポイントです。
たとえば景色がいいマンションだったとします。ベランダから見下ろすと川沿いだった。そんな場合、「川沿いってことはここに背の高いビルとかが立つ心配はない……つまりこの景色はしばらく保障されうフハハハハ!」って王様気分で終わらないこと。
その川がダメダメなドブ川だったら、雨の日や夏場なんて凶悪な腐敗臭を漂わせることでしょう。
ずっと窓を閉めて生活しますか? 洗濯物は? って話です。
ほかにも周辺地域のごみ捨て場とか。ゴミ屋敷がないかとか。
マナーの悪い住人が多く、かつ管理が行き届いてないゴミ捨て場、カラスや猫やらに荒らされて目も当てられない惨状になってるのをたまに見かけますよね。
ああいった近くに住んでたら結構悲惨だと思いますよ。
そこから漂う腐敗臭。
ゴキブリも湧くだろうし、ネズミも出るだろうし、さらにもれなく「空が屋根、大地がワシの寝床じゃ」というタイプの人も……!!
というわけで、今回はこのへんで。
部屋を借りるときは、部屋のことだけではなく、
・周辺地域の表情の変化
・見た目だけに囚われない
という2点。
部屋探しをするにあたって「部屋」に着目するのは当然のことではありますが、その周辺にも気を配りましょう、というお話でした。
みなさんが良いお部屋に巡り合えますよう、お祈り申し上げます。
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