コロコロ VS 抜け毛

「人生とは自分自身との終わりなき闘いだ」なんて思っちゃいるけど性根がヘラヘラしている小市民の雑記ブログです。

【小説の書き方】フローについて

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 どうも、冬花です。

 

 以前、小説を書くうえでの「プロット」についての記事を上げました。

 

 

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 アマチュアが断じるのもなんですが、要は読者の目に見えない裏方作業の部分なわけだから、ガチガチにやり方を固める必要はない、という見解を述べました。
 あまり頭でっかちに縛られず「You, やっちゃえばいいじゃん」ってノリで良いと。

 ジャニーさん、ご冥福をお祈り申し上げます。


 さて今回は、で、実際僕はどうやってるのかというのを書きたいと思います。

 

 結論を先に言うと、毎回模索しながらコロコロ変わってるのでテキトーだったりします。
 んで毎回共通して言えるのは、途中で飽きちゃって、脳内で整理・確立できたら殴り書きの箇条書きに変わっていったりしています。

 

 着手する時点では、大体4コマの大枠をつくって、その各コマをまた4コマに分割するってイメージですかね。

 

 ちなみに4コマとは起承転結のイメージです。(前回の記事でも言ったとおり、言葉の意味を額面通りに受け取って雁字搦めになるのはイヤなんですが、ここでは便宜上つかわせていただきます)


 この4コマをさらに細分化するというのは、

 起
  起
  承
  転
  結

 承
  起
  承
  転
  結

 転
  起
  承
  転
  結

 結
  起
  承
  転
  結


 こんな感じってことです。

 

 で、乙一さんに怒られそうな考え方ですが、だいたい感覚として

  起 50枚
  承 120枚
  転 100枚
  結 30枚

 で、原稿用紙計300枚分くらいになりゃいいか、くらいのノリからはじめます。
 んで実際やってみて守れないっていうね。そんなパターンが多い。
 ヘヘ、だってキャラクターが勝手に動いちゃうからさ!
(ウソ。一回言ってみたかった。そんな経験ねーけどな

 

 だって書いていくとですね、途中で違うアイデアが湧いてきたり、設定の不備に気づいたり、いろいろ出てきちゃうわけですよ。

 

(これって仕事にも通じますね。システム開発でいうと要件定義や基本設計がゆるゆるのグダグダで後戻りできないところまできて「オイオイこれどーすんだ」みたいな。でもね、誰だって失敗してやるって意気込んでやり始めてるわけないので、もうこればっかはしゃーねーじゃんって話です。人間の業なんですよ、きっと)

 

 横道それましたが、まあこんな感じでファジーでやってます。

 

 で、この曖昧プロットを補完するために、(少なくとも僕にとって)必要なのが、フロー(タイム)チャートです。

 

 ここはきっちりとしておかないと大きなミスに繋がります。くだらないミスで台無しにしてしまうってホントにもったいないので、きちんとするべきです。

 

 有名な失敗例が、漫画ですが、キン肉マン。

 

 リングの上で、敵に大技をかけられてピンチに陥ってるジェロニモ。
 大丈夫かー!? といった感じで心配するリングサイドの向こうにもジェロニモがいるっていう。

 

 極端な例ですが、あまりにも設計・設定が杜撰なままエイヤ!で本番に臨んでしまうと、こういう問題が起こっちゃうわけですね。

 

 だからフロー(タイム)の把握は大切です。
(言うまでもなく、これもガチガチに、きれいな体裁の様式をつくる必要はないです)

 

 主人公と、いま接している相手(や事象)とのシーンを描写している際、あらたに登場人物Bが現れる。
 ……なんていうときに、本当にそこでBが現れることが可能なのか否か。

 

 ある程度の主要人物ならそうそう大きな間違いをすることはないと思いますが、ちょい役の扱いって杜撰になりがちだったりします。

 

 なんとなくこの場面(や会話)の繋ぎに、あのキャラにちょっと一言言わせたいなってテキトーに思いついて書いちゃうと、よくよく見返したらコイツここにいるはずねーじゃん! ってことになったりします。

 

 さらに言うと、時系列だけじゃないですね。
 時間帯や天気、季節、装いなんかもそう。

 

 真っ昼間のシーンを描いてたはずが、ネオン街の光がどうの~とか書いてしまったり。
 雨に打たれながら話してるシーンを描いてたはずが、そよ風がさらさらの髪をどうのこうのと書いてしまったり。
 真夏なのにダウン着てるとか、真冬なのにTシャツ一丁とか……ってコレは実際にこういうオッサンいたりするからアレだけど。

 

 また心象描写も同様です。
 何かしらの出来事があって、心が大きく揺れているはずの人物が、大して時間も経ってない&何のきっかけもないまま気分がまったく別のベクトルに変わってしまってるとか。

 

 というわけで、プロットというものがお話そのものの骨子、概要を整理するものだとしたら、その補完のような位置づけで、登場人物の5W1Hを抑えたフローを作っておいたほうがいいと思います。

 

 要は群像劇を描くくらいの気概で、他の登場人物にもスポットをあてて考えてやると良いということですね。

 

 ちなみにこれ、(僕自身ができてるかはさておき)心がけていると、仕事や実生活でも役に立つと思います。

 

 他人から見た自分だとか。

 

 自分はこの期限までにこの仕事をやればいいんだ=まあまだ余裕あるし着手しなくていっか、じゃなくて、関係する他部署の人間もそれぞれ仕事を抱えてスケジューリングしてるんだから、早く連携しておこう、と気づけたり。

 

 いかがでしょうか。

 

 

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